ショートステイの給料や仕事内容は？知っておくべき業界事情

といった疑問にお答えしていきます。

ショートステイで働く前にどのくらい給料がもらえるのか知っておきたいですよね。

介護の仕事が未経験でこれから始めようという方や転職しようと思っているがどこで働けばいいか迷っている人に向けて説明してありますのでぜひ最後まで読んでみてください。

最後にも貼ってありますがこちらも合わせて読むことをおすすめします。

この記事でわかること

はじめに

ショートステイの給料の説明をする前にショートステイとは何なのかを知る必要がありますので少し説明します。

ショートステイとは、短期型の宿泊施設で単独型と併設型の2種類があり、単独型その名の通りショートステイ単体の施設で、併設型は特養や老健といった、入所型に多く併設されています。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

単独型と併設型で給料も大きく変わっていきますので詳しく説明していきます。

単独型ショートステイの正社員の給料(月給)はおおむね20万円から25万円です。この金額は25〜30才のサラリーマンの平均月給29万円よりも低くはなります。

単独型と併設型で給料も違い、ショートステイが併設している場合はその施設(特養や老健)の給料に依存します。

単独型は施設の大きさによっても給料は変わり、利用者は20名以上から居室数の人数まで利用することができるので、施設が大きくなれば利利用者も多くなり、給料も上がっていく傾向があります。

併設型は併設している施設(特養や老健)の業務と一緒におこなうことになりますので、給料も併設している施設に依存します。

参考：老健の給料を徹底解説！人には聞けないお金の話

参考：特養の給料を徹底解説！人には聞けないお金の話

宿泊型の施設なのでもちろん夜勤もあり、手当がつくので夜勤をやればその分給料も増えます。

ひこ

ボーナス(賞与)はどのくらい？と聞かれることもありますが、ボーナスは会社や事業所の経営状況によって違うので、大きい会社で働けば多くもらえるでしょうが、立ち上げたばかりの小さい事業所などはボーナス(賞与)はでないということもありますので注意！

ショートステイで働いた時のパートの時給はおおむね950円〜1,150円です。こちらも単独型、併設型で多少違いはありますがほぼ同等です。

夜働きたいという方はパートでも夜勤をやることもできる施設もあり、その分夜勤手当(5000円〜10000円)をもらうこともできますので、時給に換算すると時給におよそ300円〜600円プラスされることになります。

ひこ

単独型のショートステイとしては上記の時給ですが、正社員と同じように併設型の場合は特養や老健の時給に依存します。

時給が高く、働きやすいということから介護の働き方として注目を集めている介護派遣ですが、ショートステイにおいての時給はおおむね1,200円～1,500円となっています。

派遣社員は派遣会社の社員として現場に派遣されるわけですが、給料もその派遣会社から支払われます。

時給が高い代わりにボーナスなどが出ないというデメリットもありますが、パートなどで働いてもボーナスが出ないこともありますので、あまり気にしていない人が多いです。

また、ショートステイの派遣でも働く場所が単独型だったり併設型だったりするので時給が多少変わってきます。

その他にも派遣社員特有の夜勤専従といった働き方もあります。夜勤専従は名前の通り日中は仕事をせず、夜勤専門で仕事をすることです。

この場合夜勤専従の1回の日給はおおむね23,000円～27,000円となっており、月に10回夜勤をやるだけで約270,000円稼ぐことができますので、正社員やパートで働くよりも多く稼ぐことができます。

ひこ

派遣社員は多く稼ぐことが可能ですが、派遣会社を使っている施設でないと働くことができません。ですので、自宅から近い施設に派遣で働ける施設がないということもありますので注意が必要です。

ショートステイの平均時給を都道府県別の最低賃金をもとにまとめましたので参考にしてください。