夜勤がしんどい。体がだるい。もう夜勤をやりたくない。
介護の仕事に夜勤は付き物とわかってはいても実際やっていいる人はしんどいですよね。
私も実際、グループホームや小規模多機能、特養などいろいろなところで夜勤を経験してきました。
夜勤が終わった後は開放感たっぷりなんですけど、帰ってから寝ても疲れが取れず、丸一日寝てしまうことも。
そんな生活がいやになり、夜勤のしない働き方をするために色々考えながら転職をしてきました。
そんな夜勤がしんどいと思っている方に向けて解説していきます。
夜勤に入る前の心構え
多分夜勤に入る前の日中、出来るだけ遅くまでダラダラ寝て、夜勤に備えるなんて人も珍しくないと思います。
私もそうでした。でもそれだと余計だるくなって、夜勤中に眠くなってしまいます。
ではどうするのがベストなのか、私が実際に行なっていたことを紹介します。
出来るだけふつうに寝る
夜勤の前の日はなるべく遅く寝て、なるべく遅く起きるなんて日常を送ってました。
しかし、睡眠において大事なことは、疲れを取ることです。遅くまで寝るために遅くまで起きているというのは、余計疲れが溜まるだけで、むしろ逆効果なのです。
日々の疲れがあるわけだから、その日の疲れはその日のうちに多少なりとも解消しなければいけません。
東京西川・日本睡眠科学研究所認定のスリープマスターである富下瞳さんという方によると
「朝起きて夜眠るというのが、光や体温の関係からみても一番適切なリズムです。長期間不規則な睡眠生活を送っている方は、不眠症の有症割合が高いとされています。虚血性心疾患、高血圧、肥満や糖尿病などの生活習慣病、また、乳がん、大腸がんなどの発症リスクも上昇します」
引用元:産経新聞
このような状況を少しでも和らげるために、出来る時は、出来るだけ規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
朝からしっかり動く
夜勤前は時間があるからと遅くまでダラダラ過ごし、朝食も食べないなんて人もいると思います。
前述した通り、出来る時は出来るだけ、規則正しい生活を送った方が絶対的にいいです。
朝起きて、身支度をして、朝食を食べて、軽く運動をして、昼食を食べる。
そのあと、出来れば昼寝をして、また少し疲れを取る。
そうしてスッキリした状態で夜勤に行くのが望ましいでしょう。※個人差もありますが。
私はこのやり方で、スッキリした状態で夜勤にのぞめました。
睡魔との戦い
夜勤中に一回も眠くならない人は多分いないと思います。
3時から6時頃が睡魔のピークとも言われています。
夜勤中は特にすることもなく、テレビを見るか、スマホをいじるか。
目は液晶画面を見ていると疲れますので目をつぶって休ませることも必要でしょう。
出来ることなら気分転換に少しでも外の空気を吸いましょう。落ち着きますよ。
空き時間の活用
有名なトーマスエジソンは「睡眠は時間の浪費」といい、1日に4、5時間ほどしか眠らなかったといいます。
ここでちょっと考え方を変えてみましょう。
夜勤をやっている人は、明らかに夜勤をやらない人より、起きている時間が長いということです。
人よりも長く起きているということは、人よりも長く考えたり、勉強したり出来るということです。
つまり、夜勤の時間をうまく活用して自分の勉強などの時間にも使えるということです。
何も考えずに日々の夜勤をこなしている人と、自分の将来のために少しでも考えている人では数年後大きく変わってきます。
動画や音声で英語の勉強をしてみたり、これから需要が高くなってくるプログラミングの勉強をしてみたり。
とりあえず、何も思いつかない人は、読書でも十分だと思います。私がおすすめしている方法は『Audible』というAmazonのサービスです。
詳しくはこちらを参考にしてください。
参考:介護の夜勤の暇つぶしに最適!Amazonのサービス『Audible』とは
もちろん、体のためには睡眠が必要ですが、その睡眠が取れない以上、時間を出来るだけ有効活用しましょう。
本当にしんどいなら転職もあり
これを言ってしまうと元も子もないのですが、夜勤をやりたくないのであれば、転職をお勧めします。
私自身、夜勤が本当に苦手でとても嫌だったのを覚えています。
かといって、介護士は夜勤ありきなところがあるので、夜勤をやらないと給料が少なくなってしまうということもあります。
私はその悩みを5、6年持って仕事をしてきました。
夜勤はやりたくないけど夜勤をやらないと給料が低くなる。
しかし、それは結果的に、夜勤がない事業所では稼ぐことができないという思い込みだったと気付きました。
私は実際、転職サイトを使って転職し、訪問介護の仕事で毎月30万円以上もらえています。
実際、夜勤をやらなければ稼げないということはなく、求人の探し方によっては夜勤なしで働けるところはたくさんあります。
もし、転職を考えるようなら、きちんとした求人の探し方を理解することから始めてみましょう。
参考:もう失敗しない!介護士が良い職場に転職するためのたった一つの方法
参考:介護福祉士がおすすめする転職サイト10選!働き方別ランキング!
まとめ
ここまで話しましたが、働き方は人それぞれなので、自分にあった働き方をするのが一番です。
女性で言えば、不規則な生活でホルモンバランスを崩したりすることもあると思います。
人は身体が主体です。その身体が動かなくなったらなにも出来なくなってしまいますよ。
どの仕事も大変ですが、必ず自分にあった働き方が見つかります。諦めないで、いろいろチャレンジしてみましょう。
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